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環境方針について

大智鍛造所が目指すのは、鍛造工場らしくない鍛造工場

鍛造の工程では、強い打撃で焼けた鉄を叩くため、どうしても騒音や振動が出てしまいます。また、素材となる鉄は約1200度まで加熱しなくてはならず、必然的に電気や都市ガスなど大量のエネルギーを消費します。おまけに、型打時にスケールと呼ばれる酸化鉄が機械の周りに飛散して・・・。

これを聞いただけでも、我々は環境に優しくない会社だと思われるかも知れません。しかし、我々の工場の機械は汚れていません。理由は簡単、「そういう業種だから仕方ない」という言い訳を許さず、毎日欠かさず機械と工場の床面の清掃を行っているからです。

エアースタンプハンマには最新の防振基礎を設置し、鍛造工場の外壁には音が通りにくい吸音材を付けたALC板を使用しています。音と熱は鍛造工場の宿命ですが、作業者毎の冷風ダクト、水の気化熱を利用したクールルーフファンの採用など、少しでも快適な作業ができるように⽇々改善を続けています。

大智鍛造所は、環境保全を掲げるには厳しい「エネルギー消費型企業」だからこそ、全員が一丸となって継続して取り組む姿勢が必要だと考えています。私たちは、時代に応じた企業責任を自覚し「鍛造工場らしくない鍛造工場」を目指してこれからも環境保全活動に取り組んで行きます。

大智鍛造所の環境方針

基本理念

大智鍛造所は、良き企業市民としての責任を自覚し、未来に継承すべき環境保全に社員一丸となって取り組むことにより、自然との共生・調和を図り、社会と地域に貢献します。また、「私たちがめざすもの、それは鐵を鍛え、鐵を活かしてお客様に満足をお届けすること」という経営理念に則り、以下の方針に基づき、環境の継続的な改善活動に努力します。

基本方針

  • 環境マネジメント活動の推進には、特に次の目的・目標を設定し、システムの継続的な改善および、環境汚染の予防を図ります。

  • 熱間鍛造を主体とした製品の製造業務を行っていることを認識し,その事において生じている環境の負荷を低減するため、
    社内に環境マネジメントシステムを構築し、継続して運用・維持・改善していきます。

    1. 環境保全に配慮した資材・設備を利用した製品づくり
    2. 設計・加工技術の工夫による廃棄物の削減
    3. 工場における省エネ・省資源の推進
  • 環境関連法令・自ら受け入れることを決めた協定および業界規範を遵守し、地域社会への配慮に努めます。

  • 全従業員および関係協力業者に対する教育を行い、環境方針の周知徹底と意識の向上を図ります。

以上の方針を達成するため、当社の各部門、各階層の力を結集して環境の保全に寄与いたします。