より複雑な形状にも対応できる金型図面の作成など、大智鍛造所の強みである高い技術力を支える金型設計についてご紹介しています。

感覚的なものを設計図面に反映できるあり得ないような事こそが大智鍛造所の強み

ポイントは現場との協力体制

大智鍛造所の金型設計の特徴は、現場主義的な考え方にあると思います。
ともすれば設計者は、客先からの要求事項を自分なりの観点(経験等)で設計し、現場に提供する。何か問題が起きた時は製造過程、工法が悪いのでは?などと疑ってしまいます。
大智鍛造所では、鍛造グループ・品質管理グループとのコミュニケーションが活発で、常に意見交換しながら、金型設計を行うことができます。


”金型とは、その中で鉄をたたくもの”です。
金型の中のニク(鉄)の流れ方は、設計の仕方一つでも違うし、鍛造の打ち方一つでも違ってきます。


本当に良い金型かどうかは、現場で使われて初めてわかるものなのです。
だから、現場の人に 「打ちやすかったよ」、とか、「無駄がないね」、とか言われる金型が最高の金型だ、ということを痛感しました。
大智鍛造所は、日常的に現場の意見をすいあげた設計を行うことができるから、コスト削減等も実現できる提案が可能なのです。今までの実績、経験はもちろんですが、今この瞬間の現場との連携こそが、大智鍛造所の設計力における強さなのだと思います。
事実、私は技術グループで設計を担当し、図面を書く事が仕事ですが、現在最も力を入れているのは、品管・メンテナンス・鍛造グループとの協力体制です。

感覚的なものを図面に反映できる強さ

金型設計で難しいのは、現場作業者の微妙な感覚を、いかに図面にあらわしていくか、ということ。
難しい図面が書ける技術ももちろん大事ですが、現場とのコミュニケーションの中で、伝えたい感覚をいかに受け止めることができるか、という力が必要になります。
ニュアンスで話していることを、「あ、こういうことやな」、という風に理解できることが重要になってくるのです。

そういう不可能に思えることが可能になるのは、大智鍛造所の日頃からの良好な社内コミュニケーションがあってこそ。製造業の多くは部署ごとにわかれていて、大きな会社の中にいくつもの小さな会社があるような組織になっていることがあります。
大智鍛造所も部署ごとにはわかれているのですが、各部署間の横のつながりが半端ではないのです。
日常的な意見交換の中でお互いの仕事内容を熟知しているため、何かトラブルが起こったとしても、当事者の部署だけでなく、ここからもあそこからも、といった風に対応策が出てくるくらいですから。

と、まあ、常日頃からこんな感じの社内環境が、不可能を可能にしている大きな要因だと思います。
お互い、相手をプロとして尊敬しながら、自分もプロ意識を持って仕事に取り組んでいる。そして、より良いものを求めて頻繁に意見を交換しあう、といった同じ方向を向いた姿勢が、自然と感覚的な所まで理解させるのかもしれません。

提案力は、日頃の社内コミュニケーションの賜物

社内コミュニケーション

お客様との最初の打ち合わせでは、当たり前のように、「こうした方がやり易いですよ」、とか、φ26と言われたものを、「うちならφ25でいけますよ」、とか言えるのは、各部署間で同じ様なやり取りを日常的に行っているからだと思います。
お客様がいてもいなくても、いつもお客様の方を向いた仕事を全部署ができているので、自然と材料や工数削減も考えているのです。

その結果、お客様にも気持ちよく仕事を依頼してもらえるのだと思っています。

そして、私たちは同じところに留まることをしないで、もっと、もっと、と、さらに上を求めて取り組んでいます。
口にはしませんが、”もっと”とは、「もっと良い製品を届けて、お客様にもっと満足して頂けるように」、という意味。
だから日頃の社内のやり取りが、そのままお客様への提案にもなっているのです。
お客様と接する営業や設計からだけでなく、工場でスタッフに声を掛けて頂いても、きっと同じ様な提案ができると思います。
大智鍛造所は、会社全体がお客様の方を向いているからこそ、その強みを活かすことができるのだと思っています。